第289回 番組審議会議事録
1. 開催年月日: 2026年1月 13日(火) 12:30~13:00
2. 開催場所: YES THEATER 楽屋
3. 委員の出席
委員総数: 6名
参加委員: 6名 松浦 雅則/中井 政嗣/千秋 育子/牧 香代子/千田 伸幸/熊谷 真菜
不参加委員: 0名
【社側】 局長 田仲豊徳 / 番組担当者 宮本政則
【事務局】 久保 利子 / 本田 元昭
4. 議 題
毎月第3金曜日 10:40~11:00頃 maido station内コーナー「天王寺動物園の飼育員さんにきいてみよう」についての審議
5. 議事の概要
社側より近況報告と番組説明、その後審議に入りました
6. 審議内容
<社側>
本日ご審議いただく「天王寺動物園の飼育員さんにきいてみよう」は、毎月第3金曜日10:40~11:00頃に録音放送している番組です。担当DJが、園長へ直接番組企画を提案し、天王寺動物園の創立110周年記念事業と連動する形で具体化し、2024年9月より放送開始に至りました。本番組の最大の特徴として、取材、録音、編集、放送に至る全工程を担当DJ脇たまきさんが単独で担っているという制作スタイルで、その熱意と行動力によって番組が成り立っています。 番組の核心をなすコンセプトは、「飼育員だからこそ知る、動物たちの専門的で生き生きとした情報をリスナーに届けたい」という点にあり、今後の展開として、単なる音声放送に留まらないメディアミックスを構想している。具体的には、天王寺動物園の公式YouTubeチャンネルにおいて、放送内容に写真を付加した形での掲載が行われています。将来的には、園内に設置された動物紹介の案内板などから直接番組音声へリンクさせるといった、来場者の体験価値を高める連携も視野に入れています。
<委員長>
では、順にご意見をお願い致します。
<委員A>
番組に出演している飼育員の河野さんが醸し出す人柄の良さと、心地よい番組の雰囲気が良かった。特に、音声のみで伝えられるからこそ、黒ジャガーの姿などをリスナーが自らの想像力で補完する面白さがあり、ラジオというメディアの特性が最大限に活かされている。また、担当 DJの脇たまきさんが一人で情熱を注いで制作しているコンテンツが、時に大規模な制作チームによるもの以上に優れたものになり得るという、現代的な番組制作の一側面があると思う。自身の研究で触れて、天王寺動物園が戦時下の食糧難から動物を処分せざるを得なかったという悲しい歴史を知っているので、そうした暗い過去との対比の中で、現代の若い飼育員たちが生き生きと活躍している姿に深い感動を覚え、この番組が持つ歴史的な意義を感じた。
<委員B>
DJ脇たまきさんの聞き取りやすく丁寧な進行と、飼育員の河野さんが専門知識を分かりやすく伝えつつ、自身の仕事への情熱を語る姿が良かった。 過去に自身が天王寺動物園関連の企画を手掛けた際、資金難で頓挫した経験があるので、採算を度外視してでも、文化的価値のあるこの番組を支援するYES-fmの姿勢こそが、番組の高いクオリティを実現させている重要な要因であると感じた。
<委員C>
ジャガーがカピバラを捕食するという事実や、ジャガーとヒョウの生態的な違いなど、リスナーが持つ固定観念を覆すような発見があり、知的好奇心を強く刺激された。「動物」という専門性の高いテーマでありながら、幅広い層に受け入れられる普遍性も兼ね備えている。特に、熱心なファンにとって、深く掘り下げた情報は非常に価値が高い。番組で紹介された個々の動物に「会いに行きたい」という強い動機付けを与える効果があり、天王寺動物園への来場促進に大きく貢献していると感じた。
<委員D>
番組が非常に聞きやすく、内容に引き込まれた結果、ジャガーへの興味が深まったと語った。そして、ここ10年近く訪れていなかった天王寺動物園へ「久々に行ってみたい」という気持ちになった。天王寺動物園周辺の「てんしば」といった施設を含めたエリア全体の現在の見どころや魅力を伝えることで、天王寺動物園を「一日中楽しめる場所」として紹介し、より効果的に来場へと繋げる方法もあると感じた。
<委員E>
天王寺動物園がスポンサーではないからこそ、番組側が能動的に「天王寺動物園の集客に貢献する仕組み」を意識すること、また、「何が魅力で、何が売りなのか」という核心部分を、より明確に言語化して伝えることも必要だと感じる。天王寺動物園の昔と今の違いや今後の展望、さらには最近募集されていたクラウドファンディングの具体的な目的といった、運営の背景にある物語を掘り下げることで、リスナーの共感と支援をより深く引き出せる可能性もある。番組内容が「動物好きな人だけの話」で終わるのではなく、「動物が嫌いな人」や「無関心な人」の層の心にも響くような番組進行を模索する方法もあるだろう。
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7. その他
a.審議機関の答申または、改善意見に対してとった措置及びその年月日
な し
b.審議機関の答申または、意見の概要を公表した場合におけるその公表内容、方法、年月日
公表内容・・・審議の内容
公表方法・・・事務所への備置
自社の放送 [2026年1月28日 (水) maido@station内 14:00頃~放送]
自社インターネットホームページに掲載 [2026年1月28日より掲載]
URL https://www.yesfm.jp/
c.その他の参考事項
な し