Counsil Archive.

第288回 番組審議会議事録

Archive Note.

1. 開催年月日: 2025年11月 5日(水) 13:30~14:30

2. 開催場所:    カフェ英國屋 なんば本社 会議室

3. 委員の出席

委員総数:      6名

参加委員:      4名  松浦 雅則 / 中井 政嗣 / 千秋 育子 / 牧 香代子

不参加委員:   2名  千田 伸幸 / 熊谷 真菜

【社側】     番組担当者 岩下真弓
【事務局】       久保 利子

4. 議 題

毎週土曜日 14時00分~15時00分「IRIE SNOB+(アイリースノッブプラス)」

5. 議事の概要

社側より近況報告と番組説明、その後審議に入りました

6. 感想内容

<社側>
本日ご審議いただく「IRIE SNOB+(アイリースノッブプラス)」は、毎週土曜日14:00~15:00に録音で放送している、レゲエエンターテイナーとして活動する、SNOBつねさんのセレクトによるレゲエ楽曲とゆる~いトークでお送りしている番組です。主な内容は、ジャマイカにあるレゲエオンリーの放送局「IRIE FM」をモチーフに、現地で放送されている楽曲にまつわる話、最新のジャマイカと日本のレゲエの情報やアーチスト情報はもちろん、ジャマイカの社会情勢や食べ物の話まで、幅広くレゲエファンに向けて発信しています。今回、ご審議頂く放送回は、SNOBつねさんの若い頃からの友人である、NPO法人LINK UP JAJA(リンコップジャジャ)の代表を務める永村夏美さんをゲストに迎え、ジャマイカでの障害者支援活動の状況やフェアトレード事業活動等をテーマにトークする内容になっています。

<委員長>
では、順にご意見をお願い致します。

<委員A>
ゲストの「なっちゃんさん」が多岐にわたる素晴らしい活動をされており、その存在自体が魅力的だった。パーソナリティとゲストの親密な雰囲気が番組全体に自然な落ち着きと安定感を与えており、聴き心地の良さに繋がった。 「こんな人がいるのか」という発見をもたらす、ラジオならではの価値を持つ良い番組だった。

<委員B>
情報量が多すぎて、また、話題の転換が速いために理解が追いつかないところがあった。

<委員C>
パーソナリティとゲストは旧知の仲であるため、二人の間では会話が成立しているが、その背景を知らない第三者であるリスナーには内容がほとんど伝わらない可能性があると感じた。ゲストの活動内容が多岐にわたる一方で、一つ一つの話題が十分に深掘りされることなく、番組全体として何が最も伝えたかったのかという核心が不明瞭になっている部分があると思う。

<委員D>
ゲストの卓越した行動力(高校卒業直後の海外渡航やNPO法人設立など)が、30分という短い放送時間の中でも非常に面白く伝わってきた。自らアクションを起こすことで世界が広がるというメッセージが、万博での活動に繋がったエピソードなどを通じて具体的に示されていた。大学生や高校生といった若い世代が既存の固定観念を乗り越え、行動力を身につけるための有益なきっかけとなり得る内容だと感じた。

 

番組担当者からは、本番組では、ゲストが持つ情報の鮮度や会話の自然な流れを重視し、意図的に詳細な打ち合わせを行わずに収録に臨んだ結果として、ゲストが伝えたいことが非常に多かったことも相まり、話が多岐に分散しすぎたところがあったとの説明が行われた。

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7. その他

a.審議機関の答申または、改善意見に対してとった措置及びその年月日
な し

b.審議機関の答申または、意見の概要を公表した場合におけるその公表内容、方法、年月日
公表内容・・・審議の内容
公表方法・・・事務所への備置
自社の放送 [2025年11月25日 (火) maido@station内 14:00頃~放送]
自社インターネットホームページに掲載 [2025年11月25日より掲載]
URL https://www.yesfm.jp/

c.その他の参考事項
な し