番組審議会議事録
第272回 番組審議会議事録
2022-10-13
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開催年月日
2022年9月13日(火)13:30〜14:30
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開催場所
千房株式会社 会議室
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委員の参加
- 委員総数:7名
- 参加委員の氏名:中井政嗣/千田伸幸/牧香代子/千秋育子
- 欠席委員の氏名:松浦雅則/横山 勝/熊谷真菜
- 放送事業者側出席者の氏名:(番組担当者)宮本政則(事務局)久保利子/見上寿梨
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対象番組
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- 「リノベの時間」
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議事の概要
- 社側より近況報告があり、その後審議に入りました。
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ご意見内容
- 【社側】
- 本日ご審議いただきます「リノベの時間」という番組は、港区築港でリノベーションをメインとしたお仕事をされている美想空間という会社の代表取締役、鯛島さんとアシスタントとして三浦さんという方がパーソナリティで番組を進行しております。毎回リノベーション業界の大御所をゲストに迎えて、経歴や今後の業界についてのお話を2週に渡ってお送りしています。今回ご視聴いただいた回なのですが、ゲストの方がコロナに感染してしまい急遽メインパーソナリティの鯛島さんのご紹介のようになってしまいました。番組の内容はリノベーションに特化しているので一般の方が聴いてもイマイチ分からないかもしれませんが、ゲストは業界では有名な方々ばかりなのでリノベーション関係の方々の間では評判だそうです。
今回ご審議いただきますのは、7月21日放送回です。
よろしくお願いします。
- 【副委員長】
- では順にご意見ご感想をよろしくお願いします。
- 【委員A】
- 私はパーソナリティのお2人と個人的な繋がりがあるのですが、鯛島さんのバックグラウンドについては深くお話ししたことがなかったので初めて知ることができました。そしてリノベーションってなんやねんって思われる方も結構多いのかなと思うのですが、リノベという言葉はよく聞くようになりましたよね。建物を新しくしたり色々な付加価値をつけることだと思うのですが、ラジオで言葉だけでそのことを一般の方に伝えるのは難しいのかなと感じます。ただ鯛島さんはまちづくりに携わっていたり、リノベーションが街づくりに結びつく部分もあるので今後も楽しみだなとは思いました。
今回はまだ初回なのと、おしゃべりのプロではないのでテンポができてなく進行に苦戦している感じは受けましたが、そこは今後に期待です。あとはこのように、企業がスポンサーについて収益を得てマニアックながらもこのような番組ができるのはいいことだと思いました。 - 【委員B】
- 美想空間開業から現在のお話の中で、私自身も起業して約12年、個人事業主からの法人に変更しましたので苦労すること、しなければいけないことなどとても共感いたしました。リノベーションについては次回に期待します。もう少しこんな話をします、こんな裏技・テクニックを教えますなどリスナーが興味を持つような情報がないと何の話をしているのだろうと感じてしまいます。一般人にもわかる有名な方なら生い立ちも知りたいかもしれませんが、そうではないなら退屈に思ってしまうかもしれません。そのような点で違和感を感じる番組ではありました。鯛島さんの頑張りは伝わるのですが、アシスタントの女性に時間配分への配慮だったり、盛り上げる部分があればよかったです。ゲストの方がコロナになってしまったからなのか空気も少し重たかったように感じます。
- 【委員C】
- 何だか何を審議していいか迷ってしまう番組でした。パーソナリティの方々はプロじゃないので、プロではないという上では聴きやすく問題はなかったように思います。ただ、コロナにかかってしまったとはいえゲストなしで鯛島さん本人の生い立ちを語るのはやめたほうが良かったのではないでしょうか。一般人からすれば物足りなさもありますし。
色々な思いを持ってされているのでしょうしそのような番組があってもいいとは思うのですが、一般人には非常に退屈だと思うので、その折り合いが難しいと感じました。 - 【委員D】
- リノベリノベと通な話をされていますが、そもそもリノベが何かということで調べていると付随してリフォームという言葉に辿り着きまして、そうするとリフォームとリノベーションの違いは何だと調べていくことになるんですね。要はそこから話をしてくれないと内輪だけの話のように感じて、リスナーとしては何のことだか分からないということになってしまうと思います。私は審議をする都合上調べながら聴きましたが普通のリスナーはそこまでせずに聴くのをやめてしまうのではないでしょうか。またゲストがコロナにかかってというのはこちらには関係のないことで、鯛島さんが「何を話そう、ネタはたくさんあるが」と番組内で言っていたのもネタがたくさんあるのに話すことに迷う意味がよく分かりません。アシスタントの方にはもう少し聴き取りやすく明るさを持って話して欲しかったです。素人は素人なりの面白さがあるとは思うのですが、内容的に通の方向けというのもあってか面白さを感じられず残念です。ならばプロの方を交えるなどすると少し変わってくるのではないでしょうか?公共の電波を使っていることを自覚し、専門的な内容だとしても知らない人が聴いているという意識を持って丁寧に番組を作ってほしいと思います。
- 【委員C】
- 言い忘れてたんですけど、これ最後急に終わりましたよね?
- 【社側】
- 一応時間は見てもらっているのですが、素人であるが故に話しているうちにどんどん話したいことが出てきて時間が足りなかったということです。プロを1人入れませんかとご提案したのですが、うちでやりたいとのことでしたので今の形でやっていただいています。
- 【委員A】
- だからというのもあるのだとは思いますが、確かに公共の電波でラジオをしている感覚は薄い印象ですね。仲良しクラブのような。これならインターネットラジオでもいいんじゃないかと思ってしまいます。
- 【社側】
- ご本人はラジオをやりたいという思いが強いようです。今回はイレギュラーということもあったのですが通常、ゲストが入っている時はアシスタントの方も時間配分などできるようになって少しずつ慣れてはきています。続けていくうちに腕を磨いてもらいたいと思っています。
- 【委員D】
- この審議の内容をお伝えいただいて、いい番組を作ってもらいたいと思います。
- 【社側】
- はい、ありがとうございました。
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その他
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審議機関の答申または、改善意見に対してとった措置及びその年月日
な し
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審議機関の答申または、意見の概要を公表した場合におけるその公表内容、方法、年月日
公表内容・・・審議の内容
公表方法・・・事務所への備置
自社の放送(2022年10月13日[木] 13:45から放送)
自社インターネットホームページに掲載(2022年10月13日[木]より掲載)
URL https://www.yesfm.jp -
その他の参考事項
な し
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