番組審議会議事録
第256回 番組審議会議事録
2019-10-31
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開催年月日
2019年9月17日(水) 午後1時30分~午後2時30分
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開催場所
吉本会館本館4階 会議室
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委員の出席
- 委員総数:7名
- 出席委員数:5名
- 出席委員の氏名:中井政嗣/千田伸幸/横山 勝/千秋育子/牧香代子
- 欠席委員の氏名:松浦雅則/熊谷真菜
- 放送事業者側出席者の氏名:(局長)田仲豊徳/(取締役)國政浩一/(番組担当者)宮本政則/(事務局)久保利子
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議 題
- 近況報告・ご挨拶
- 「関西芸能百選」 番組説明および審議
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議事の概要
社側より近況報告および挨拶があり、議題2について社側から番組説明が、続いて委員により審議が、以下の通り行われました。
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審議内容
- 社側:
- 本日ご審議いただきます「関西芸能百選」という番組は、昨年10月より始まりました番組で、毎週土曜日25:00~の録音放送です。
本来は漫才・落語も含めて関西芸能を紹介するための番組を想定していたのですが、著作権等の関係により、土曜日の講談の番組だけになりました。
昨年10月の開始時は「難波戦記」全40話を放送していました。それが終了した後は「祐天吉松」全16話を放送しています。
これは講談を広めたいという主旨で音源を作成されて、活動されている団体から許可をいただいて、放送させていただいています。
音源を編集なしでフルでお聴きいただくために、1話ずつ長さが違うものをかけるので、終了時間がまちまちになります。そのためにこの後は番組がないように、深夜放送になっております。
ご審議よろしくお願いします。本日欠席のAさんからはご意見は頂戴しておりません。Bさんからはいただいていますので、ご紹介させていただきます。
(委員Bより)
関西芸能百選、上方文化の普及と継承のためにもすてきなテーマだと思いますが今回のお話の舞台が関東ということもあり、できれば関西を舞台にした、大阪弁の世界が聞こえてきたらもっと楽しかったかもしれません。
上方とお江戸の違いは、エピソードも多くおもしろいので、その比較的な前振りがあれば、より興味がもてるとも感じました。
以上です。ではご審議よろしくお願いいたします。
- 委員長:
- では順にご意見ご感想をよろしくお願いします。
- 委員C:
- 講談のCDなので、何を審議したらいいかわからず聞いていました。
深夜なので、講談が好きな人が聴く番組かなと思いました。
関西芸能百選というタイトルですが、何を基準にした百選なのか、YES-fmが選んだ百選なのか、広く世間に認知された百選というのがあるのか、わからなかったです。
その百選の選び方もわからず、他にどんなものがあるのか気になりました。
また、番組は最初の簡単な説明の後すぐに本編に入ったので、聞く体制になっていなくて、訳が分からないまま進んでました。
最初にもう少し詳しい説明が欲しかったです。
自分で講談や祐天吉松を検索すると大体わかったのですが、その辺をカバーする説明が番組にあればよかったと思います。 - 委員D:
- ながら聞きしたのですが、それでは内容はわかり辛かったです。
でも、地域のコミュニティ放送局としては、こういう番組も大事なのかなと思いましたし、難波・ミナミからの芸能の発信はいいなと思いました。
ただ、やはりどうせなら大阪・京都など関西のお話を聞いてみたいですね。
長さが違うお話を最後まで放送するという方法をとっていることは、とてもいいなと思います。
ずっとお話が続くので、最初や途中でなにかきっかけの音などを入れた方が聴きやすいと思いました。
これは毎回講談師さんは変わるのですか。 - 社側:
- 毎回同じ 旭堂南海さんです。
- 委員E:
- 私はこれを聞いていて聞き入ってしまいました。
テレビじゃなく目では見えないので聞き入って、すごくよかったです。
ただ、この番組は誰をターゲットにしているのか。年配の人は深夜起きているのはきついと思うので、深夜ではなく朝4時とかの方がよいのではないかと思います。
講談師は今テレビでも人気もでてきているようなので、ターゲットが若い人なのであれば、土曜日の深夜はいいと思いました。
内容的には古典的な講談であるとなかなか若い人たちは聴きづらいのかもしれないので、前半に講談の説明があってから本編に入るとかがいいと思います。
地域の内容を講談でするというような地域講談なんていうのもあっても面白いのかなとも思います。
ただ私はいつもFMでは音楽しか聴かないので、初めてゆっくり文章を聞き取るということをしてみて、あぁいいなと思いました。 - 委員F:
- まず、これは集中力が研ぎ澄まされないと付き合っていられない内容だなと思いました。
私はふだんから演芸というものに関しては興味がある方なのですが、それでもきつい。
冒頭のナレーションはよかったのですが、講談が始まって、今回モニターしたは30分だけですが、実際の番組は60分ぐらいあるのですね。
これは正直YES-fmがやるような番組なのかなと思いました。
難波やミナミを舞台にしたお話しならわかるのですが、そうではない。
これはよほど好きな人じゃないと聞いていられないのではないかと思います。
NHKテレビの日本の話芸という番組は、とてもよくできていて見ているのですが、いいテーマ曲が流れていて、落語や講談などの伝統芸をやっています。
ラジオで講談だけでやると、好きな人はいいのでしょうが、難しい。
地域に密着ではないようにも思えて、あえてするのであれば、タイトルが関西芸能なので、なぜそれをやるのかも含めて趣旨や狙い、テーマが欲しいですね。
ナレーションはよかったので、もっとその人の解説が欲しいぐらいです。
話ごとに長さがバラバラなのですね。
それなら、ナレーションで解説などのお話を入れるともっと聞きやすくなると思います。
前半と後半の2部構成にしてはどうでしょう。
前半の頭と、後半の頭とに解説を入れて、こうなっていますが、さて後半はどうなるのでしょうか、というように楽しみを持たせて後半にもっていくような、そんな仕掛けがあるといい。
ぶっ通しはしんどいかなと思いました。
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その他
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審議機関の答申または、改善意見に対してとった措置及びその年月日
な し
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審議機関の答申または、意見の概要を公表した場合におけるその公表内容、方法、年月日
公表内容・・・審議の内容
公表方法・・・事務所への備置
自社の放送(2019年10月31日[木] 12:00から放送)
自社インターネットホームページに掲載(2019年10月31日[木]より掲載)
URL https://www.yesfm.jp -
その他の参考事項
な し
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